ケーススタディー
アジア太平洋地域で10年以上の経験を有するエイラシステムは、プロジェクト及びITサービスを納期・予算内に、お客さまのご要望通りに完遂し、高い評価を確立してきました。プロジェクトマネジメント・サービスを通して、エイラシステムは、数多くのデータセンター、トレーディングフロア、建物移転、リスタック及びBCP(業務継続)/DR(災害復旧)プロジェクトを完遂させ、またITサービスソリューションにおいては、お客さまの業務が要求するITシステムの利用可能レベルを維持する支援をしています。
今日までに数百件のプロジェクトを完遂してきた実績を有するエイラシステムは、金融、保険、医薬、政府機関、教育及びプロフェッショナルサービス業界でプロジェクトを成功裡に完遂するために必要な技術の微妙な特徴と実施要件を熟知しています。以下のケーススタディーは、これらの業界でエイラシステムが最近完遂したプロジェクトの概要をご紹介するものです。
大規模データセンター・インプリメンテーション
クライアント: グローバルに業務を拡張する世界各国に5万人以上の従業員を有する大手米国投資銀行
プロジェクト: 日常的な業務需要からITインフラ機能を分離しつつ、以降5年間のITインフラストラクチャー需要をまかなうことができるオフサイトのデータセンターをインプリメントする
ソリューション: データセンター・ソリューションの完全な実施のために、以下の業務が遂行されました
- ITインフラストラクチャー配備を成功裡に完遂するために必要な全段取り及び設計を含むプロジェクトプランの策定
- 現在及び将来のデータセンター機器を収容する全IT要件を設定/確認するためのサイト調査及びローカルITスタッフに対する聞き取り調査の実施
- 通信、ネットワーク、WAN、エクスチェンジフィード、サードパーティーベンダーなどを含む全機器を収容するデータセンター詳細計画/レイアウトの作成
- 空調、UPS、発電機、変圧器、耐震フレーム、フロアリング、照明、セキュリティーシステムなどのクライアントのM&E(機械&電気)装置インストレーションに沿ったデータセンターレイアウトを調整するためのM&Eコンサルタントとの連絡業務
- 配線、機器ラック、ネットワーク機器、音声(VoIP)、SAN及びサーバー要件を含むITシステム入札用ドキュメンテーションの作成
- IT配線インフラ及び機器ラック作業のインストール及び委託のための業務リスト及びスケジュールの作成
- 全IT機器の新データセンターへのインストール及び移転のための業務リストとスケジュールの作成
- プロジェクト実施に伴う全IT支出の予算策定及びコスト追跡
- インプリメンテーションステージにおける欠陥品/障害リストの作成及び、定期的なクライアントへの作業進捗報告も含む全作業完了確認
- 全ドキュメンテーションの納品コーディネート
オフィス移転
クライアント: 証券引き受け、販売及びトレーディング、投資銀行業務、プライベートエクイティ、オールタナティブアセット、ファイナンシャルアドバイザリーサービス、投資リサーチ及びアセットマネジメントなどのサービスを機関投資家、法人、政府機関及び個人資産家に対し提供するグローバルな大手投資銀行
プロジェクト: 東京メインオフィスの新しいビルへの移転
ソリューション: このビルへの移転の一環として、以下の業務が実施されました
- ITプロジェクト計画– 新しいビルへのITインフラ配備作業を完了させるために必要な全段取りと設計を含む初期プロジェクト計画の策定
- ITプロジェクト予算– ITコスト管理及びコントロールの主要ツールであるプロジェクト予算書の策定
- ITプロジェクトリスク– 以下の項目に沿ったITリスク定義
- リスクの識別
- リスクの定量化
- リスク対応方法策定
- リスク対応コントロール
- IT変更コントロールプロセス– 作業範囲、移転スケジュール及びコストの変更を追跡し、組み込むための変更コントロールプロセスの策定
- 情報フローの確立– 全メンバーがプロジェクトに関してそれぞれに関係する情報を確実に得られるようにするため、移転プロジェクトに参加する全チームメンバー間の情報フローの確立
- リソース配分– ITスキルを有するリソースが社内で調達できるか、それとも外部のリソースが必要かを見極めるためのリソースプランニングの実施
- 要件分析– 要件分析には、以下の業務が含まれました:
- 現行要件定義の収集と現行システム
- これらの要件と将来要件(拡張性、将来の発展性、将来のテクノロジーを組み込む能力など)との統合及び合体
- 戦略的方向性、特定のサプライヤー、活用すべきシステムに関するITと事業部門のコンセンサスの確立
- 新しいオフィスにインストールされるすべての新規ITインフラシステムの戦略上及び実際的な方向性についての承認獲得
- 設計検討– クライアントの既存IT環境内における新しい戦略技術のインプリメンテーション。新オフィスの設立は、クライアントの中核ITインフラにとっての将来の戦略技術に関する意志決定を行う非常によい機会でした
- 提案要求書(RFP)準備– RFPプロセスは、ベンダーとの価格交渉の主要ツールです。RFPには、ITインフラのインプリメンテーションに求められる全素材及び人件費の他、当初想定業務範囲外の追加的作業のコスト計算に活用できる作業単位当たりのコストも詳述されています。
- RFP分析– このプロセスは、RFPに対する応答分析及び機器及びサービス供給に関するクライアントへの推奨を行うための評価マトリクスを使用して行われました。
- 調達コーディネーション– 選ばれたベンダー及びクライアントの調達部門と協働しながら、プロジェクトに遅れが生じないよう調達プロセスが監視されました。この作業は、納品までに時間がかかる物品を考慮しなければならない場合、また早めのインストール作業が求められる場合に非常に重要なものです
- 財務部門との連絡業務– 全ITインフラストラクチャー作業に対して発生する支出の予算及びコスト配分モデルの策定
- インプリメンテーション・プランニング– 全ITインフラストラクチャー及びITインフラ設計及びインプリメンテーション業務範囲の一環を形成するその他の全システムインストレーション及びディプロイメントのための詳細インプリメンテーションプランの策定
- サイトコーディネーション(英語/日本語によるバイリンガルサービス) - サイトアクセス、納品スケジュール策定、ビル管理のために従うべき手順書などの準備も含むITベンダーの全オンサイト活動のコーディネーション
- 現場検査– 設計及び入札文書に明記されたすべての基準が守られていることを確認する作業も含む、建造及び設備・機器配備フェーズ期間中の毎日の現場検査の実施
- 在庫– 各々のユーザー移転前の全システム在庫のコーディネーション及び確認
- 移転コーディネーション– 新ビルへの全システム及びユーザー機器移転のコーディネート
- 既存オフィススペースの復元– 旧ITスペースから移転されない全IT機器の撤去作業管理
- 引き渡しドキュメンテーション– 引き渡しドキュメンテーションの一環として、以下の標準ソフトウェアが用いられました
- 全CAD図面作成のためのAutoCad
- プロジェクトプラン作成のためのMicrosoft Project
- ラックレイアウト・テンプレートなどの非CAD図面のためのMicrosoft Visio
- 一般文書作成のためのMicrosoft Word及びExcel
業務継続計画(BCP)/災害復旧(DR)
クライアント: 多様な種類の金融資産保護製品及びウェルスマネジメントサービスを提供し、世界的に事業を展開する大手国際保険会社
プロジェクト:
- 事業継続ポリシー概略の確立及び確認
- サイト特定のBCP戦略の策定
- BCP/DRソリューションの実施
- 実施済みソリューションに関するテストの実施
- エンドユーザー研修の実施
ソリューション: ソリューションは、以下の7ステップにより構成されています
- 事業継続ポリシー概略の策定及び確認 - 会計監査、各種規制、倫理基準に関する考慮も含み、グローバル及びリージョナルレベルで考慮しなければならない要件が含まれました
- サイト特定のBCP戦略の策定 - ロケーション特定的なBCPプロジェクトのための基本戦略、業務範囲及びスケジュールを決定するためにローカルなビジネスグループ特有の要件が検討されました
- プロジェクトの発足及び確認 - このステージでは、プロジェクト発足ミーティング、構成(スタッフ構成)、報告、成果物が決定されました。ビジネス、テクノロジー、会計監査及び法務からの要件なども考慮し、スタッフ構成プロフィールが策定されました
- フィールドワークの実施 - 上記に定められた基準に則り、業務影響分析プロセスが実施されました。情報収集、リスク評価及び初期回復計画策定作業が実施されました
- ソリューション実施 - 業務復旧計画、技術要件、初期設計、入札文書、予算承認書、契約書及び構築ソリューションのドキュメンテーションがこのプロセスの業務内容となりました
- テストと研修 - このステージには、テスト及び研修プロフィール定義及び、復旧戦略をよりよく支援するためのビジネスプロセスの確立などを含む“偶発的事件対応プロセス及び手順”(BCP/DRマニュアル)の作成が含まれました
- 保守スケジュール
BCP計画の保守プロセスが実施されました。これは、会計監査及び諸規制に関する諸義務を履行するための主要要件でした。このステップは、BCP/DRソリューションの継続的維持のための業務影響分析プロセスへのフィードバックループを提供しました
マネージドサービス
クライアント: 世界各国の企業、政府及び地方自治体、機関投資家、個人資産家を顧客とする革新的グローバル金融サービス企業
プロジェクト: フロント及びバックオフィスユーザーへのヘルプデスクサービスの提供
ソリューション: エイラシステムのマネージドサービスは、クライアントが、人員数を揃えることに気を遣わず、“ニーズ発生”ベースで予測可能なレベルのサポートを確実に受けられることを保証するものです。エイラシステムのヘルプデスクのエンジニアリングチームが、クライアントのフロント及びバックオフィスユーザーが求めるあらゆるレベルのITサービスをオンサイトで提供します。オンサイト及びオフサイトのサポート要員を活用することで、エイラシステムのマネージドサービスは、クライアントニーズの増減に伴い、サービス量を増大させることも、低減させることもでき、ユーザー側の不稼働時間を最小限にとどめつつ、対コスト効果が高い効率的なソリューションをクライアントに提供します。
MACサポート
クライアント: アジア市場で豊富な実績を誇る大手米国投資銀行
プロジェクト: 年間約1,000件のユーザー移動がある顧客金融機関の東京オフィスのための移転(Move)、増設(Add)及び変更(Change)=MACサポートの提供
ソリューション: エイラシステムの移転・増設・変更(MAC)ソリューションは、クライアントの小規模・中規模・大規模な移転プロジェクトに対するロジカルなアプローチを実現します。エイラシステムのオンサイト移転コーディネーターとオフサイトの移転チームが、ユーザーのあらゆるMAC計画及び実施を担当します。クライアントのMACの規模及びタイミングに関係なく、エイラシステムのオフサイトの移転スタッフは、あらゆるMAC要件に応えるための取り外し、移転及び再接続サービスを提供し、オンサイトの移転コーディネーターは、すべての該当する移転情報収集、移転リスト及びサイトマップの作成、設備、音声、市場データ、ベンダー、ITチームも含むサードパーティーとの調整作業を行い、効果的かつタイムリーなMACを確実に実施します。エイラシステムのオンサイトのMACコーディネーターは、MACが完了し次第、すべてのドキュメンテーション更新も担当し、すべてのクライアントドキュメンテーションを最新の状態に確実に保ちます。
